歯茎のできもの
歯茎のできものは、根の病気(根尖病変)の中に溜まった膿が出てくる時にできる婁孔(ろうこう)であることが多いですが、それ以外にも口内炎やエプーリスなど、様々なものがあります。
歯ぐきに出来物ができると「癌ではないか?」と疑われる方も多いのですが、実際は歯茎にできる癌(歯肉癌)の発生率は非常に低く、ほとんどはガン以外の良性腫瘍や婁孔などです。 |
歯茎にできものができた場合の対応・治療法
歯茎にできものができた場合、その部分の歯の神経を以前取っていたり大きな虫歯が存在する場合は、婁孔(ろうこう、フィステル)である可能性が最も疑われます。
婁孔であった場合には根の治療である「根管治療」を行い治療が成功すれば、婁孔も消失します。
他に多いのは良性腫瘍であるエプーリス(歯肉腫)や口内炎などなのですが、これらを鑑別するためには実際に歯科医院へ行って検査を行う必要があります。
その結果によって軟膏や抗生剤が処方される場合もありますし、外科的に切除することを勧められる場合もあります。また、何もせずに経過観察となることも少なくありません。
基本的には、増大傾向にあるもの(少しずつ大きくなってきているもの)ほど要注意ですので、なるべく早く歯科医院へ行って検査を行う必要があり、場合によっては設備の整った大学病院の口腔外科での検査が必要となる場合もあります。 |
用語解説
歯茎からの出血に関する歯科相談
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